1.大会の概要
太陽と海とジョガーの祭典、第20回NAHAマラソンが、2004年12月5日(日)に行なわれました。 第1回大会がスタートしたのが、1985年ですので、今大会は20周年記念大会に当たります。12月2日(木)フィリピン付近に ある台風27号が、12月4日から5日にかけて沖縄本島に最接近する恐れがありました。しかし、沖縄地方に接近するにつれて勢力が 弱くなり、12月4日(土)15時には温帯低気圧となりました。ここ数年、12月の沖縄に台風が接近したことはありませんでしたが、 実に20年ぶりだそうです。
 大会当日は、温帯低気圧が沖縄本島の東海上に抜けましたが、冬型の気圧配置により、天候は曇りで北西の強風が吹きました。 また、最高気温22.1℃、湿度52%でした。 コース前半は、追い風であるもののレース終盤には向かい風となり、コンディションは良い状況ではありませんでした。 今大会は、過去最多となる20973名が参加し、15137名のランナーが無事に完走しました。 完走率は72.2%だそうです。
2.コースの概要
コースは、昨年と同様ですが、制限時間が変りました。中間地点(平和祈念公園21.2km)、兼城交差点(31.8km)、奥武山公園(ゴール) での制限時間が+15分になりました。今回、初めてアスリートタグ(タイム計測用発信器)が使用されました。これは、ゼッケンに装着されたチップがスタート及びゴールの アンテナマットを通過すると瞬時に記録・順位を確定して、完走証も即時発行するというもので「トルソータグ」「RCチップ」とかいう名称で呼ばれています。 ゼッケンに装着するタイプや靴に装着するタイプがあります。このチップを使用することにより、正確に記録計測ができるようになりました。 このため制限時間が+15分になったと思います。右の画像をクリックすると拡大します。
3.大会の様子
画像をクリックすると拡大されます。サイズは1280×960です。
那覇マラソンNO.1 那覇マラソンNO.2 那覇マラソンNO.3 那覇マラソンNO.4 那覇マラソンNO.5
奥武山運動競技場付近です。奥武山運動競技場のメインスタンドが工事のため、撤去されていました。写真はモノレール壷川駅です。 午前8時頃の奥武山運動競技場内です。準備体操、ウオーミングアップする人が多いです。天候は曇り、気温は20℃でしたが、北風が強いため肌寒かったです。 午後13時頃の奥武山運動競技場内です。スタートして4時間が経過しましたが、ゴールする人は少ないです。 同じく午後13時頃の奥武山運動競技場内ゴールアーチです。この時間になり、ようやく日差しが出てきました。 テレビ放送局が取材に来ておりました。
那覇マラソンNO.6 那覇マラソンNO.7 那覇マラソンNO.8 那覇マラソンNO.9 那覇マラソンNO.10
出店で食事をする人が増えてきました。レース後に飲むビールは格別な美味しさでした。 完走証をラミネートサービスがありましたが、¥250でした。 スポーツgoodsの店ですが、マラソン大会にはお馴染みです。 沖縄タイムス新聞は、大会翌日及び12月8日の新聞に完走者名簿が掲載されますが、その新聞の予約発売をしておりました。 無料マッサージサービスは、疲労した足腰には非常に効果があります。今回も長蛇の列でした。
那覇マラソンNO.6 那覇マラソンNO.7 那覇マラソンNO.8 那覇マラソンNO.9
午後14時頃の競技場内の様子です。ゴールしたランナーが増えました。正面に見えるテント内で、完走証を発行してます。 疲れてシートに仰向けになりました。青空が広がってます。 スタートして6時間が経過しました。歩いてゴールする人がほとんどです。完走証発行所が長蛇の列です。 制限時間の15時15分になりました。競技場内のゲートが閉鎖され、第20回那覇マラソンが終わりました。
4.完走賞
完走証 完走メダル T−シャツ
今年も完走したジョガー全員に完走証及び完走メダルが発行されました。完走証のデザイン昨年までとは異なっておりました。 今年の完走メダルも、琉球ガラスで作られたものです。昨年よりやや小型になり、20周年の文字が刻まれておりました。また、参加賞としてオリジナルT−シャツ が進呈されましたが、色が好みではありません。
5.練習量
今年は、昨年とほぼ同程度の練習量でした。前半は十分練習できたものの、8〜11月は業務が忙しく十分な練習は できませんでした。
1月2月3月4月5月6月
132km234.2km167km163km190km173km
7月8月9月10月11月総計
196km161km156km167km138.1km1877.3km
6.最後に
那覇マラソンは今回で7回目の出走です。第20回大会も無事完走しました。練習量は十分であったものの、北東からの強風で体力を消耗しました。 前半は追い風の影響も相まって、周りのペースに合わせて走行したところ、オーバーペースとなり、後半、強風に耐えうるだけの体力が残されてませんでした。 これが今回の大きな反省事項です。今年も1年の行事の締めくくりであり、無事終えてほっとしています。 沿道の応援が非常に多く、応援に励まされました。来年は沖縄から異動が予定されておりますが、是非とも沖縄に出向いて参加したいと考えています。