掛川新茶マラソン

1.掛川新茶マラソンの概要

 第1回掛川新茶マラソンが、2006年4月16日(日)に行なわれました。 掛川新茶マラソンは、静岡県掛川市ヤマハリゾート「つま恋」をスタート、ゴールとし、フルマラソン、10km、5km、3.5km、1kmファンランの部があります。 この大会の記録測定も、RTタグ(マラソン自動計測タグ)にて計測されナンバーカードの裏面に貼付されてました。当日は雨模様の天候であり、今年静岡県で参加したマラソン2回とも悪天候でした。 しかし、小雨程度であり、風が弱くコンディションとしては悪くなかったです。気温は14度程度でした。フルマラソンに約2600名のエントリーがあったようです。 右は今大会のプログラムです。受付、大会当日の概要、参加者名簿が掲載されてました。

掛川新茶マラソン
2.コースの概要
今回沖縄県以外で行われるフルマラソンには初めて参加しました。前日受付し、案内を確認するまでは、高低差は紹介されておりませんでしたので、 ペース配分を決めておりませんでした。スタートして約17kmまで緩やかなアップダウンがあり、約17km〜約24kmまで登坂になります。 約24km過ぎると長く急坂、下り坂が掛川市街に入る約35kmまで続きました。また、参加人員に比して道幅が狭く、スタートして5km程度までは 思ったペースで走行できませんでした。下表は、掛川新茶マラソンの高低差、沖縄マラソンの高低差及び那覇マラソンの高低差です。標高は掛川マラソンのほうがやや高いです。 沖縄マラソンのコースは約10kmまではほぼ平坦なのに対し、掛川新茶マラソンコースはほぼ全域に渡って、起伏が激しくなってます。中盤から急坂が始まるのは同様です。 那覇マラソンのコースは約20kmまでは登り坂で、それ以降はほぼ下り坂となります。
コースマップ

掛川新茶マラソン高低差
掛川マラソン

沖縄マラソン高低差
沖縄マラソン

那覇マラソン高低差
那覇マラソン
3.大会のスナップ
4月15日()大会前日
掛川新茶マラソンNO.1 掛川新茶マラソンNO.2 掛川新茶マラソンNO.3 掛川新茶マラソンNO.4
大会前日受付は、掛川城の近くにある「三の丸広場」で行なわれておりました。 午後1時30分頃、受付を済ませました。会場では土産物やランナーグッズが販売されてました。 掛川城を見学しました。 NHK大河ドラマ「功名が辻」の舞台のひとつになっているそうです。
4月16日()大会当日
掛川新茶マラソンNO.5 掛川新茶マラソンNO.6 掛川新茶マラソンNO.7 掛川新茶マラソンNO.8
大会当日はあいにくの雨模様の天気でした。大会会場である「つま恋」には、午前7時30分頃到着しました。 大会スケジュールと会場レイアウトです。フルマラソンは午前8時30分のスタートでした。 フルマラソンスタートゲートです。道幅が狭く多数のランナーが並びました。 ゴールゲートです。スタートゲートとは異なる位置にあり、多目的広場内に設置されてました。
掛川新茶マラソンNO.9 掛川新茶マラソンNO.10 掛川新茶マラソンNO.11 掛川新茶マラソンNO.12
午前7時40頃の多目的広場の様子ですが、アップするランナー、準備をするランナーが多かったです。 フルマラソンを終えた後に「つま恋」施設内にある温泉に行きました。 温泉の周辺の池には、鯉が多数いました。 午後2時40分頃「つま恋」を後にし、帰路につきました。
4.記録証・参加賞
記録証 タオル 掛川茶
後日、完走記録証が届きました。完走記録時間、5km毎のスプリットタイム、総合順位、種目別順位、ゴール時の写真が記録されたもので、すばらしい記録証に満足しています。 参加賞は「タオル」と「掛川茶」でした。T−シャツでなかったことが残念です。また、湿布薬はありがたい参加賞でした。
5.ペース
掛川新茶マラソンのコースは、思った以上に起伏の激しいコースでした。それにもかかわらず前半から積極的にペースを上げて走行したため、後半は非常に体力を消耗しました。 終盤にペースが大幅に下がったことは言うまでもありません。下表は今大会とベスト記録を出した大会との比較ですが、30km過ぎてからのペースダウンが顕著に現れております。 今までの大会で終盤にこれほど、ペースダウンしたことはありませんでした。フルマラソンは35km以降が勝負です(^^ゞ。
第1回掛川新茶マラソン(参考)第19回那覇マラソン(ベスト記録)
地点時間区間時間ペース(km/min)時間区間時間ペース(km/min)
5km0時間22分07秒22分07秒4分25秒0時23分13秒23分13秒4分39秒
10km0時間42分55秒20分48秒4分10秒0時45分19秒22分06秒4分25秒
15km1時間04分29秒21分34秒4分19秒1時08分18秒22分59秒4分36秒
20km1時間26分25秒21分56秒4分23秒1時31分34秒23分16秒4分39秒
25km1時間49分25秒23分00秒4分36秒1時54分18秒22分44秒4分33秒
30km2時間12分54秒23分29秒4分42秒2時17分53秒23分35秒4分43秒
35km2時間38分26秒25分32秒5分06秒2時42分11秒24分18秒4分52秒
40km3時間09分46秒31分20秒6分16秒3時06分52秒24分41秒4分56秒
42.195km3時間25分54秒16分08秒7分21秒3時17分28秒10分36秒4分50秒
平均ペース(km/min)4分53秒 4分41秒
6.最後に
フルマラソン14回目を無事完走することができました。体調は万全であったものの、初めて参加する「掛川新茶マラソン」について事前データを入手する着意に欠けていました。 その結果、オーバーペースとなり終盤はかなり体力を消耗しました。改めてフルマラソンは過酷であることを認識させられました。高低差データを事前に調べ、ペース配分を決めておくことが大切です。 なお、公式記録ではありませんが、ハーフ通過時間はベスト記録でした。レース開始後、掛川市内を出ると茶畑が広がっており応援する人は少なかったですが、レース終盤に掛川市内に戻ってくると、 沿道で応援する人が多く、手を振る余裕は全くありませんでしたが励まされました。来年も出来れば参加したいと思ってます。