第３回掛川新茶マラソン

１．掛川新茶マラソンの概要

　第３回掛川新茶マラソンが、２００８年４月２０日（日）に行なわれました。先週、第２３回焼津みなとマラソン大会が行なわれましたが、今季５回目の市民マラソン大会の参加となります。掛川新茶マラソンは、４２．１９５ｋｍのフルマラソンのほかに、１０ｋｍ、５ｋｍ、３．５ｋｍ、１ｋｍの種目があります。１０時現在の天候は晴れ、気温２４℃、湿度４５％でしたが、気温は高いものの概ね良いコンディションでした。

２．コースの概要

　交通事情の関係で、第３回掛川マラソンのコースは、一部変更されました。高天神城跡、横須賀城跡など掛川市内を走るコースです。最低標高１０ｍ、最高標高１３０ｍであり、他のマラソンコースと比較すると非常に起伏が激しいコースで、記録を狙うのは困難です。フルマラソンで初めて、ＧＡＲＭＩＮ社心拍計ＧＰＳ「ＦｏｒｅＡｔｈｌｅｔｅ　３０５」で計測しました。データをダウンロードし、コースをフリーソフト「カシミール３Ｄ」で表示しました。

（１）コース

　　静岡県掛川市『つま恋』をスタート・ゴールとする４２．１９５ｋｍです。

（２）標高差

　　　第１、２回掛川新茶マラソン標高差

　　　第３回掛川新茶マラソン標高差

公開されている標高差と「ＦｏｒｅＡｔｈｌｅｔｅ　３０５」の計測結果とは異なっていました。５ｋｍ→６ｋｍ、２６ｋｍ→３２ｋｍと誤差がありました。

３．大会のスナップ


午前８時頃小笠山総合運動公園に到着しました。ここから「つま恋」までは、バスでの移動となります。バス停は参加するランナーで混雑しておりました。	つま恋には駐車場から１５分程度で到着しました。	大会スケジュール、コースマップです。	ゴール地点は前回と同様で多目的広場です。

午前９時１５分から開会式が行なわれました。	スタート地点です。ゴールの位置より西に数百メートル離れております。	ナンバーカードです。この大会もＲＴ（ランナーズ・トルソー・タグ）で計測されます。	午前９時頃の多目的広場の様子です。参加するランナーが集まってきました。

スタートして、３時間４０分が経過しました。疲労感、達成感に溢れランナーがゴールしてきました。	多目的広場内に設置されている「４２ｋｍ標識」です。この大会も１ｋｍごとに標識が設置されていました。	つま恋内は綺麗に整備されていました。	午後２時頃、つま恋を後にしました。

４．参加賞

		第１回大会のフルマラソン記録証は５ｋｍ毎のスプリットタイム、写真が掲載され他大会にはないものでしたが、今大会は１０ｋｍ毎のスプリットタイムが記録されているもので後日送付されました。参加賞はタオル、お茶、シップ薬でした。フルマラソン後にはありがたい参加賞です。

５．ペース

掛川新茶マラソンは、起伏の激しいコースです。前半はややペースを抑え気味で走行しました。第２３回焼津みなとマラソンと同様に、「ＧＡＲＭＩＮ　ＴＲＡＩＮＩＮＧ　ＣＥＮＴＥＲ」というソフトでＧＰＳ心拍計に記録されたデータをダウンロードしました。トンネルがあったためか誤差は３００ｍほどありました。この大会における平均心拍数は１６８、最大心拍数は１８１でした。

第３回掛川新茶マラソン				（参考）第２３回那覇マラソン
地点	時間	区間時間	ペース（ｋｍ／ｍｉｎ）	時間	区間時間	ペース（ｋｍ／ｍｉｎ）
５ｋｍ	０時間２１分２９秒	２１分２９秒	４分１８秒	０時間２０分３８秒	２０分３８秒	４分０８秒
１０ｋｍ	０時間４３分２３秒	２１分５４秒	４分２３秒	０時間４１分２６秒	２０分４６秒	４分０９秒
１５ｋｍ	１時間０５分０３秒	２１分４０秒	４分２０秒	１時間０２分５７秒	２１分３３秒	４分１９秒
２０ｋｍ	１時間２６分２３秒	２１分２０秒	４分１６秒	１時間２５分０２秒	２２分０５秒	４分２５秒
２５ｋｍ	１時間４８分５０秒	２２分２７秒	４分２９秒	１時間４６分４６秒	２１分４４秒	４分２１秒
３０ｋｍ	２時間１２分３０秒	２３分４０秒	４分４４秒	２時間０９分１１秒	２２分２５秒	４分２９秒
３５ｋｍ	２時間３７分２５秒	２４分５５秒	４分５９秒	２時間３３分４９秒	２４分３８秒	４分５６秒
４０ｋｍ	３時間０２分２７秒	２５分０２秒	５分００秒	３時間０３分３７秒	２９分４８秒	５分５８秒
４２．１９５ｋｍ	３時間１３分３０秒	１１分０３秒	５分０２秒	３時間１６分５４秒	１３分１６秒	６分０３秒
平均ペース（ｋｍ／ｍｉｎ）			４分３５秒			４分４０秒

６．最後に

掛川新茶マラソンは、今回で２回目の参加となりました。今季５回目の市民マラソンです。起伏の激しいコースであり、抑え気味のペースで走行したため、ベスト記録を更新することはできませんでした。しかし、昨年末に参加した第２３回那覇マラソンよりも記録は良く、起伏が激しいことを勘案すると満足できる結果だと思います。足が攣らなかったことが完走に繋がったと思います。今季は市民マラソンに参加する予定はありませんが、次の大会まで練習を積み重ねて行きたいと思います。