1 那覇マラソンの概要

 太陽とジョガーの祭典「第24回那覇マラソン」が、2008年12月7日(日)に行なわれました。 那覇マラソンは、那覇市国道58号線旭橋交差点前をスタートとし、奥武山陸上競技場フィニッシュとする日本陸連公認のフルマラソンコースです。那覇市、南風原町、八重瀬町、 糸満市、豊見城市の南部5市町村を通るコースで、今では国内を代表するイベントになりました。那覇マラソンは、フルマラソン以外には競技種目はありません。 26,973名のジョガーが出場し、そのうち18,654名が制限時間内でゴールしました。第23回大会の出場者数が23,448名でしたので、過去最多でした。 那覇マラソンは国内最大規模の市民マラソンを印象づけたと思います。 当日の天候は晴れ、北東風が5m/s、やや汗ばむ天候でしたが悪いコンディションではありませんでした。スタート時の気温が17℃、当日の最高気温は20℃まで上昇しました。 南国沖縄は、まだ暑いです。 右記は今大会のパンフレットです。

第24回那覇マラソン
2 コースの概要
昨年から開始された那覇市奥武山野球場の建設工事は、まだ続いており、昨年と同じコースでした。那覇マラソンは、約20kmまでは登り坂で、それ以降はほぼ下り坂となります。特に17.5kmからは約50m/2.5kmの坂道が続きます。 距離表示は数年前から1km毎に設置されており、ペースを掴むためには最適でした。今大会も心拍機能搭載GPS「GARMIN社ForeAthlete405」を使用して計測しました。 公開されている標高差データとほぼ一致します。

那覇マラソン高低差
那覇マラソン
那覇マラソン
3 大会のスナップ
12月6日()大会前日
那覇マラソンNO.1 那覇マラソンNO.2 那覇マラソンNO.3 那覇マラソンNO.4
那覇市民の交通手段として定着した那覇都市モノレール「ゆいレール」です。ゆいレールを利用し、受付に向かいました。 受付は那覇武道館で行なわれました。 陸上競技場内は準備のため、立ち入ることはできませんでした。 受付は午後1時から行なわれましたが、既に多くのジョガーが並んでいました。
12月7日()大会当日
那覇マラソンNO.5 那覇マラソンNO.6 那覇マラソンNO.7 那覇マラソンNO.8
会場入りしたのが、午前7時半頃でした。この日の那覇における日の出が午前7時04分であり、静岡と比較すると、約20分遅いです。 陸上競技場内の様子です。陸上競技場内は人が少なかったです。 那覇マラソンお馴染みのゴール・ポストです。 陸上競技場に入るゲートです。競技場内に入るゲートは3箇所あります。
那覇マラソンNO.9 那覇マラソンNO.10 那覇マラソンNO.11 那覇マラソンNO.12
モノレール「壷川駅」側から陸上競技場内に入るゲートです。 午後12時30分頃の様子です。スタートして3時間30分が経過しようとしています。スタート時は雲が多かったですが、スタートして約1時間後には晴天が拡がりました。 陸上競技場内にある完走証発行センターですが、この時間ですとゴールするランナーは少ないです。 晴天が拡がり暑く感じました。さすが南国沖縄です。
那覇マラソンNO.13 那覇マラソンNO.14 那覇マラソンNO.15 那覇マラソンNO.16
ゴール後、サブグラウンドに向かい完走証をラミネートしてもらいました。 沖縄と言えば、「オリオンビール」です。完走後のビールは最高に美味しかったです。(^^)v スポーツ「DEPO」で、トレーニングウェアを購入しました。 琉球朝日テレビが取材に来ており、テレビで生中継されたほか、沖縄タイムスも取材に来ており、翌日の朝刊に1〜1000位までの名簿が掲載されていました。
那覇マラソンNO.17 那覇マラソンNO.18 那覇マラソンNO.19 那覇マラソンNO.20
午後1時20分頃の陸上競技場内の様子です。ゴールに向かうランナーが徐々に多くなってきました。 午後1時45分頃、会場を後にしました。 会場からホテルまで、モノレールで移動しました。モノレール「小禄駅」周辺での様子です。スタートしてまもなく5時間が経過しようとしています。 午後3時が過ぎました。走るジョガーで後が絶えませんが、ここからゴールまで約2kmあります。時間内の完走は難しいものと思われます。
4 記録証・参加賞
完走証 完走メダル T−シャツ表
T−シャツ裏
今年の完走証も、沖縄の草である月桃紙を使用したものでした。 完走メダルは緑色の琉球ガラスです。沖縄のエメラルドグリーンの海をイメージしたものでしょうか。 参加賞はT−シャツでした。色は昨年と同じでしたが、那覇マラソンマスコットキャラクターのデザインが変更になっていました。
5 ペース・心拍数
(1) ペース
   今年は、那覇マラソンに参加する前に、7回市民マラソンに参加しました。ハーフマラソンで自己最高記録は更新したものの、サブスリー(フルマラソン3時間以内)を達成するには、記録が不十分であることから、 フルマラソン自己ベスト記録を狙うつもりで大会に臨みました。レース全般を通じて、ペース配分は、21分00秒〜22分00秒/5kmに設定しました。 やはり、20kmまで坂道が続くことから、足に疲労が溜まってくる30km付近からペースが落ち始めました。フルマラソンは30km以降が大切であることを改めて認識させられました。 しかし、今回も気温が高かったことからこまめに水分補給を行なったため、昨年のような両足が攣り大幅なペースダウンはありませんでした。 結果は、自己ベスト記録に58秒届きませんでした。
第24回那覇マラソン(参考)第22回那覇マラソン(自己ベスト記録)
地点時間区間時間ペース(km/min)時間区間時間ペース(km/min)
5km0時間21分08秒21分08秒4分14秒0時21分40秒21分40秒4分20秒
10km0時間42分18秒21分10秒4分14秒0時42分59秒21分19秒4分16秒
15km1時間04分06秒21分48秒4分22秒1時05分04秒22分05秒4分25秒
20km1時間26分21秒22分15秒4分27秒1時27分23秒22分18秒4分28秒
25km1時間48分18秒21分57秒4分23秒1時48分49秒21分26秒4分17秒
30km2時間11分01秒22分43秒4分33秒2時11分19秒22分30秒4分30秒
35km2時間34分48秒23分47秒4分45秒2時34分02秒22分43秒4分33秒
40km2時間59分56秒25分08秒5分02秒2時58分53秒24分51秒4分58秒
42.195km3時間10分25秒10分29秒4分47秒3時09分27秒10分34秒4分49秒
平均ペース(km/min)4分30秒 4分29秒
(2) 心拍数
   このフルマラソンにおける平均心拍数167、最大心拍数181でした。2008年4月に行なわれた「第3回掛川新茶マラソン」における平均心拍数は168、最大心拍数は181でしたので、 ほぼ同じでした。
心拍数
6 練習量
今年1月から11月までの11ヶ月の走行距離です。昨年が2866.3kmでしたので、練習量は昨年とほぼ同じでしたが、練習内容を変えていく必要があると思います。
月間走行距離
1月254.0km
2月251.1km
3月261.1km
4月267.3km
5月253.0km
6月258.0km
7月256.0km
8月255.0km
9月254.0km
10月265.0km
11月272.2km
総合計2846.7km
7 最後に
那覇マラソンに今大会で24回連続完走された方が百数十名程度いたそうです。それだけ、那覇マラソンが魅力のある市民マラソンの証であるのかもしれません。 今大会で那覇マラソン参加回数は11回になりました。過去大会は全て完走しているものの、記録は3時間前半に留まり、最近は大幅な記録の更新はありません。 しかし、今年も1年の締めくくりである「那覇マラソン」に参加し完走することができ安堵感がありました。サブスリーを目標にしていますが、 現状では不可能であることから練習内容を見直し、達成できるように努力したいと思っています。