1 全国47都道府県フルマラソンへの挑戦

 2011年5月15日()、富山県富山市で「第8回とやま清流マラソン」が開催されました。それ以来約3ヶ月ぶりの大会でした。 「とやまマラソン」では、満足する結果は残せませんでしたが、全国47都道府県フルマラソンへの参加は「13都道府県」になりました。
 さて、「2011北海道マラソン」が、2011年8月28日()に北海道札幌市で開催されました。「全国47都道府県フルマラソン」の参加回数にはカウントされませんが、 昨年参加した「2010北海道マラソン」において、暑さによる体力消耗から満足な結果を残せなかったため、再挑戦しました。

※ 現在までの参加記録
参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
12010/02/07第15回紀州口熊野マラソン和歌山県03:43:1105分17秒/km 
22010/02/28東京マラソン2010東京都03:08:0204分27秒/kmPB:Personal Best
32010/03/28第29回佐倉朝日健康マラソン千葉県03:16:0404分39秒/km 
42010/04/10第5回戸田彩湖フルマラソン埼玉県03:17:2604分41秒/km 
52010/04/18第5回掛川新茶フルマラソン静岡県03:27:1004分55秒/km 
62010/05/16第10回柏崎潮風マラソン新潟県03:33:1605分03秒/km 
72010/08/292010北海道マラソン北海道04:56:5007分02秒/km 
82010/09/19第25回田沢湖マラソン秋田県03:44:0305分19秒/km 
92010/10/10筑後川マラソン2010福岡県03:48:0605分24秒/km 
102010/11/07下関海響マラソン2010山口県03:25:3504分55秒/km 
112010/11/23第20回福知山マラソン京都府03:21:5304分47秒/km 
122010/12/06第26回那覇マラソン沖縄県03:18:5704分43秒/km 
132011/05/15第8回とやま清流マラソン富山県04:12:1905分59秒/km 

参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
-2011/02/27東京マラソン2011東京都03:10:4804分31秒/km 


※ 移動手段
移動は昨年と同様で飛行機を利用しました。往路は東京から移動しましたが、所要時間は6時間程度でさほど変りませんでした。
品川13:47発→名古屋15:24着(のぞみ357)
名古屋15:31発→中部国際空港16:08着(名鉄)
中部国際空港16:55発→千歳空港18:40着(ANA715)
千歳空港19:03発→札幌地下鉄環状通東駅19:55着(空港バス)
所要時間06時間08分移動距離1146km
札幌地下鉄環状通東駅15:01発→千歳空港15:55着(空港バス)
千歳空港17:15発→中部国際空港18:47着(ANA712)
中部国際空港19:06発→名古屋駅19:36着(名鉄ミュースカイ)
名古屋駅19:58発→浜松駅20:45着(こだま682)
浜松駅21:08発→自宅21:20着(遠鉄バス)
所要時間06時間19分

2 2011北海道マラソンの概要

 「北海道マラソン」は、1987年(昭和62年)から8月下旬に北海道札幌市で開催されているフルマラソン大会で、「世界陸上競技選手権大会代表選手選考競技会」も兼ねています。 オリンピック、世界選手権に合わせるために、夏季に開催されており、一流ランナー及び市民ランナーが同時に参加する大会です。 第23回大会(2009年)より、コースを大幅に変更され、制限時間5時間、定員8000名まで拡大されました。今大会は定員が更に増え9,200名になりました。
 スタート時刻は午後0時10分、天候は晴れ、気温28.9℃、湿度47%と気温は高く、その後、更に上昇し31.0℃になり、コンディションは良くありませんでした。 右は今大会のパンフレット及び大会案内です。

北海道マラソン2011北海道マラソン2011
3 コースの概要
 このマラソンも、GARMIN社心拍計GPS「Forerunner 410」で計測しました。データをダウンロードし、フリーソフト「Sport Tracks 3.0」で編集しました。
(1) コース
 北海道マラソンは、中島公園をスタート、札幌市内を走り大通西8丁目をゴールとする42.195kmのコースでほぼ平坦でした。「Forerunner 410」に記録されたデータをTCX形式で保存し、 データをブログ・パーツ「ルート・ラボ」で表示しました。「再生」ボタンをクリックすると走行経路が表示されます。
(2) 標高差
   「Forerunner 410」では、最高標高77m、最低標高1mでしたが、ほぼフラットなコースです。
マラソン標高差
4 大会の様子
北海道NO.1 北海道NO.2 北海道NO.3 北海道NO.4
大会受付は大会前日に行ないました。受付は昨年と同様に札幌パークホテルでした。 札幌パークホテルの地下で受付は行なわれました。会場に到着したのは、午前11時過ぎでした。 受付開始時間は、午前10時から開始されましたが、受付を行なうランナーは少なめでした。 定番のスポーツ用品販売のほかに、土産が販売されていました。
北海道NO.5 北海道NO.6 北海道NO.7 北海道NO.8
大会当日は、午前10時30分頃に会場に到着しました。中島公園内は昨年と変更はありませんでした。 午前10時50分頃のスタート位置の様子です。大会スタッフが準備を行なっていました。 ゴールした時刻は、午後5時過ぎでしたが、両足の筋肉の痙攣が酷く暫くは動けませんでした。着替えが終わったときは、ほとんど後片付けが終わっていました。 大通公園の札幌テレビ塔です。ゴールして既に2時間が経過していました。ようやく帰路につくことができました。
5 記録証・参加賞
記録証 完走メダル 参加賞
大会終了後に、完走記録証が届きました。完走証には、グロス・タイムのほかに、ネット・タイム、5km毎の通過タイム及びスプリット・タイムなどが記載されていました。 総合順位5,768位/5,790名、部門別順位4,249位/4,270名でした。ワースト記録を更に更新しました。 完走メダルは今大会から、世界的彫刻家の安田侃氏の「妙夢」をモチーフにしたものが採用されました。 参加賞はTシャツでしたが、デザインはシンプルなものでした。
6 ペース・心拍数
(1) ペース
   23kmからペースが落ち始め、僅か25kmで足が痙攣する兆候が出始めました。29kmでは両足が完全に痙攣したため、立ちどまり足の筋肉を延ばしてはランニングすることを繰り返しました。 30km地点でスタートして、既に3時間が経過していましたので、制限時間内でゴールできるかが気になっていました。
2011北海道マラソン2010北海道マラソン
地点時間区間時間ペース(km/min)地点時間区間時間ペース(km/min)
5km0時間26分53秒26分53秒05分23秒5km0時間26分21秒26分02秒05分16秒
10km0時間50分43秒23分52秒04分46秒10km0時間51分03秒24分42秒04分56秒
15km01時間15分32秒24分47秒04分57秒15km01時間18分45秒27分42秒05分32秒
20km01時間41分29秒25分57秒05分11秒20km01時間49分01秒30分16秒06分03秒
25km02時間16分10秒34分41秒06分56秒25km02時間27分09秒38分08秒07分38秒
30km03時間04分36秒48分26秒09分41秒30km03時間05分17秒38分08秒07分38秒
35km03時間51分54秒47分18秒09分28秒35km03時間49分24秒44分07秒08分49秒
40km04時間38分28秒46分34秒09分19秒40km04時間40分03秒50分39秒10分08秒
42.195km05時間02分35秒24分07秒10分59秒42.195km04時間56分50秒16分47秒07分39秒
平均ペース(km/min)07分10秒平均ペース(km/min)07分02秒
(2) 心拍数
   今大会における心拍数は、最大心拍数178、平均心拍数153でした。立ち止まった時間が長いため、心拍数は低くなりました。
心拍数
7 最後に
 昨年参加した「北海道マラソン2010」よりも大幅な向上を目指し、本大会に参加しました。そのため、この夏は暑さ対策に留意しましたが、目に見えた熱耐性の向上は認められませんでした。 また大会中はサプリメントの定期的な服用により、ミネラル分の補給に心がけましたが、効果は認められず両足が完全に痙攣しました。 最高気温が30℃を超える炎天下の中で、一定の成果を収められるランナーは数多くいますが、何らかの暑さ対策は行なっていると思います。足が痙攣しなければ大幅にペースダウン することはありませんので、今後は十分な分析を行ない、次大会では成果を上げたいと考えています。(2011/09/21 掲載)