1 全国47都道府県フルマラソンへの挑戦

 2012年2月5日()に愛媛県松山市で「第50回愛媛マラソン」が開催されました。 「愛媛マラソン」は2012年に予定した最初のフルマラソン大会です。2010年に全国47都道府県フルマラソンで開催されているフルマラソンに1大会以上参加することを 目標とし、2010年(平成22年)12都道府県、2011年(平成23年)8県に参加しました。「愛媛マラソン」の完走により「全国47都道府県フルマラソンへの参加」は「21都道府県」になりました。

※ 現在までの参加記録
参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
12010/02/07第15回紀州口熊野マラソン和歌山県03:43:1105分17秒/km 
22010/02/28東京マラソン2010東京都03:08:0204分27秒/kmPB:Personal Best
32010/03/28第29回佐倉朝日健康マラソン千葉県03:16:0404分39秒/km 
42010/04/10第5回戸田彩湖フルマラソン埼玉県03:17:2604分41秒/km 
52010/04/18第5回掛川新茶フルマラソン静岡県03:27:1004分55秒/km 
62010/05/16第10回柏崎潮風マラソン新潟県03:33:1605分03秒/km 
72010/08/292010北海道マラソン北海道04:56:5007分02秒/km 
82010/09/19第25回田沢湖マラソン秋田県03:44:0305分19秒/km 
92010/10/10筑後川マラソン2010福岡県03:48:0605分24秒/km 
102010/11/07下関海響マラソン2010山口県03:25:3504分55秒/km 
112010/11/23第20回福知山マラソン京都府03:21:5304分47秒/km 
122010/12/06第26回那覇マラソン沖縄県03:18:5704分43秒/km 
132011/05/15第8回とやま清流マラソン富山県04:12:1905分59秒/km 
142011/10/02第9回弘前白神アップルマラソン青森県03:13:0104分34秒/km 
152011/10/092011いわて北上マラソン岩手県03:14:4404分37秒/km 
162011/10/16第25回長井マラソン山形県03:51:2905分29秒/km 
172011/11/03第6回湘南国際マラソン神奈川県03:51:4705分30秒/km 
182011/11/132011いびがわマラソン岐阜県03:22:5904分49秒/km 
192011/11/23第24回大田原マラソン栃木県03:19:5704分44秒/km 
202011/12/11奈良マラソン2011奈良県03:19:4404分44秒/km 


※ 移動手段
移動は往路復路ともにJRを利用しました。往路は雪の影響により米原周辺で速度を落とし、25分程度遅れて運行されました。 そのため、急遽京都で「のぞみ」に乗り換えて、当初予定していた時間で松山市に到着することができました。
浜松駅10:37発→京都駅12:10着(ひかり465)
京都駅12:26発→岡山駅13:26着(のぞみ159)
岡山駅13:35発→松山駅16:16着(しおかぜ13)
所要時間05時間29分(運賃\15,670)移動距離690.2km
松山駅14:23発→岡山駅17:10着(しおかぜ22)
岡山駅17:26発→浜松駅20:04着(ひかり484)
所要時間05時間41分(運賃\15,670)

2 第50回愛媛マラソンの概要

 「愛媛マラソン」は、愛媛県庁前をスタートし、北条地区で折り返し、堀之内公園をゴールとするコースで開催されます。 日本陸連公認コースで第48回大会から現コースに変更になったようです。今大会は50回を迎え記念大会でした。 フルマラソンのスタート時刻は午前9時30分、天候は曇り、気温4.0℃、湿度60%、東風2m/sでしたが、やや気温は低かったですが、フルマラソンを行なうのには 絶好のコンディションでした。スタートはAブロックでしたので、周辺のランナーに影響することなくペースを維持できました。 フルマラソンは7,352名が出走し、6,632名が完走したそうです。右は今大会の大会案内です。

第50回愛媛マラソン
3 コースの概要
 このマラソンも、GARMIN社心拍計GPS「Forerunner 410」で計測しました。データをダウンロードし、フリーソフト「Sport Tracks 3.0」で編集しました。
(1) コース
 コースは、約8km及び約36kmに約40m/km登る坂があります。それ以外は平坦なコース設定でした。 今回も「Forerunner 410」に記録されたデータをTCX形式で保存し、データをブログ・パーツ「ルート・ラボ」で表示しました。 距離42.5kmでしたので、300m程度誤差が生じました。「再生」ボタンをクリックすると走行経路が表示されます。
(2) 標高差
   案内では最大標高19m、最低標高-21mで紹介されていました。「Forerunner 410」では、最高標高78m、最低標高-2mでしたので、誤差がやや大きかったです。
マラソン標高差
4 大会の様子
2012年2月4日(土)大会前日
愛媛NO.1 愛媛NO.2 愛媛NO.3 愛媛NO.4
午後4時16分に松山市に到着しました。写真はJR松山駅ですが、自宅を出発して約6時間が経過していました。四国愛媛は遠いです。 前日受付は、JR松山駅から徒歩10分程度離れた松山市民会館で行なわれていました。 スポーツ用品の販売を行なっているのは、ほとんどのマラソン大会では定番です。 松山市民会館は堀ノ内公園内にあります。また、公園内には松山城があります。
2012年2月5日()大会当日
愛媛NO.5 愛媛NO.6 愛媛NO.7 愛媛NO.8
午前7時20分頃、会場入りしました。 公園内には愛媛マラソンの幟が掲げられていました。 スタートは愛媛県庁前で、堀ノ内公園からやや離れています。午後7時40分頃の県庁前ですが、スタート・アーチは配置されていませんでした。 スタート前に、公園内にブロック毎に整列しました。
愛媛NO.9 愛媛NO.10 愛媛NO.11 愛媛NO.12
スタートして、3時間46分が経過しました。ゴールするランナーは少ないのですが、沿道で応援する人が多かったです。 完走記録証は即日発行されました。 堀ノ内公園に入る交差点に、南海放送の放送車が配置されていました。計時機器が搭載されていました。午後1時30分頃会場を後にしました。 JR松山駅です。松山駅から特急で帰路につきました。
5 記録証・参加賞
完走記録証 Tシャツ
バスタオル
3時間09分44秒(GRS TIME)、3時間09分30秒(NET TIME)でした。
 登録の部85名及び一般の部61名が「サブ3」ですが、参加者数に比してレベルが高い大会です。
完走賞としてTシャツは一般的ですが、愛媛マラソンは今治の大型バスタオルもありました。 Tシャツ、バスタオルともにオレンジ色です。「愛媛みかん」をイメージしていると思います。
6 ペース・心拍数
 
(1) ペース
 30kmを過ぎると徐々にペースは落ち始めましたが、大きくペース・ダウンすることはありませんでした。 しかし、35km過ぎにある坂ではペース・ダウンしスタミナ不足を感じました。年末に参加した「奈良マラソン」より丁度10分速い記録でした。3時間10分を切ったのは久しぶりで、 「東京マラソン2010」以来、約2年ぶりでした。
第50回愛媛マラソン
地点時間区間時間ペース(km/min)
5km0時間21分48秒21分48秒04分22秒
10km0時間43分18秒21分30秒04分18秒
15km1時間04分46秒21分28秒04分18秒
20km1時間26分50秒22分04秒04分25秒
25km1時間48分49秒21分59秒04分24秒
30km2時間11分20秒22分31秒04分30秒
35km2時間34分54秒23分34秒04分43秒
40km2時間59分22秒24分28秒04分54秒
42.195km3時間09分44秒10分22秒04分43秒
平均ペース(km/min)04分30秒
奈良マラソン2011(参考)
地点時間区間時間ペース(km/min)
5km0時間22分20秒22分20秒04分28秒
10km0時間44分17秒21分57秒04分23秒
15km1時間05分51秒21分34秒04分19秒
20km1時間28分35秒22分44秒04分33秒
25km1時間50分17秒21分42秒04分20秒
30km2時間14分01秒23分44秒04分45秒
35km2時間38分47秒24分46秒04分57秒
40km3時間07分31秒28分44秒05分45秒
42.195km3時間19分44秒12分13秒05分34秒
平均ペース(km/min)04分44秒
(2) 心拍数
   今大会における心拍数は、最大心拍数180、平均心拍数170でした。約1km及び約37kmで心拍数が200bpmを超える誤作動がありました。
心拍数
7 最後に
 2012年を迎えて最初の大会である「第50回愛媛マラソン」は、無事完走することができました。今大会も天候に恵まれ、スタート時の天候は曇り、気温は4度、風は弱くペースに殆ど影響しませんでした。 前半及び後半に約1km続く、坂がありペースに影響しました。前半はペースを上げてランニングし、20km付近でややペースが落ちる傾向がありましたが、30kmまでは維持することができました。 後半はやはりペース・ダウンしましたが、大きくペース・ダウンすることはありませんでした。足の状況は問題なく、両脹脛は痙攣する兆候はありませんでした。 後半をペース・ダウンしないためには、練習でも35〜40km走を頻繁に取り入れる必要があると思います。 (2012/2/11掲載)