1 全国47都道府県フルマラソンへの挑戦

 2013年01月13日()に鹿児島県指宿市で「第32回いぶすき菜の花マラソン」が開催されました。この大会は、2013年(平成25年)になり最初のフルマラソン大会でした。 この大会に完走したことにより「全国47都道府県フルマラソンへの参加」は「27都道府県」になりました。

※ 現在までの参加記録

参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
12010/02/07第15回紀州口熊野マラソン和歌山県03:43:1105分17秒/km 
22010/02/28東京マラソン2010東京都03:08:0204分27秒/km 
32010/03/28第29回佐倉朝日健康マラソン千葉県03:16:0404分39秒/km 
42010/04/10第5回戸田彩湖フルマラソン埼玉県03:17:2604分41秒/km 
52010/04/18第5回掛川新茶フルマラソン静岡県03:27:1004分55秒/km 
62010/05/16第10回柏崎潮風マラソン新潟県03:33:1605分03秒/km 
72010/08/292010北海道マラソン北海道04:56:5007分02秒/km 
82010/09/19第25回田沢湖マラソン秋田県03:44:0305分19秒/km 
92010/10/10筑後川マラソン2010福岡県03:48:0605分24秒/km 
102010/11/07下関海響マラソン2010山口県03:25:3504分55秒/km 
112010/11/23第20回福知山マラソン京都府03:21:5304分47秒/km 
122010/12/06第26回那覇マラソン沖縄県03:18:5704分43秒/km 
132011/05/15第8回とやま清流マラソン富山県04:12:1905分59秒/km 
142011/10/02第9回弘前白神アップルマラソン青森県03:13:0104分34秒/km 
152011/10/092011いわて北上マラソン岩手県03:14:4404分37秒/km 
162011/10/16第25回長井マラソン山形県03:51:2905分29秒/km 
172011/11/03第6回湘南国際マラソン神奈川県03:51:4705分30秒/km 
182011/11/132011いびがわマラソン岐阜県03:22:5904分49秒/km 
192011/11/23第24回大田原マラソン栃木県03:19:5704分44秒/km 
202011/12/11奈良マラソン2011奈良県03:19:4404分44秒/km 
212012/02/05第50回愛媛マラソン愛媛県03:09:4404分30秒/km 
222012/02/19第1回熊本城マラソン熊本県03:06:2904分25秒/kmPB:Personal Best
232012/03/11能登和倉万葉の里マラソン2012石川県03:11:2004分32秒/km 
242012/03/18鳥取マラソン2012鳥取県03:07:2504分27秒/km 
252012/11/04あいの土山マラソン2012滋賀県03:28:3204分57秒/km 
262012/12/09青島太平洋マラソン2012宮崎県03:25:1304分52秒/km 


※ 移動手段
  移動は往路復路ともに飛行機及びJRを利用しました。飛行機は往復ともに福岡空港を利用したため、沖縄〜指宿までの移動は概ね4時間でした。
那覇空港11:00発→鹿児島空港12:20着(ANA3784)
鹿児島空港12:30→指宿14:10(空港バス)
所要時間03時間10分(運賃\15,500)移動距離1501.2km
指宿駅14:45発→鹿児島中央駅15:52着(JR枕崎指宿線)
鹿児島中央駅16:25発→鹿児島空港17:10着(空港バス)
鹿児島空港17:55発→那覇空港19:25着(ANA3785)
所要時間04時間20分(運賃\14,670)

2 いぶすき菜の花マラソンの概要

 「いぶすき菜の花マラソン」は、鹿児島県指宿市営陸上競技場周辺をスタート及びゴールとします。スタート後、池田湖、開聞岳周辺がコース設定されている 日本陸上競技連盟公認マラソンコースです。コース全般に菜の花が拡がっており、景色を楽しむことができると思います。
 今大会が32回目の大会ですので、歴史の古いマラソン大会です。制限時間はフルマラソンでは珍しい8時間です。定員は設定されていないようですが、例年2万人近くのランナーが参加しているようです。
 フルマラソンは、午前9時00分スタートしました。天候は雨、気温13℃、湿度70%、東北東風1.2m/sで、スタート後、風雨ともに強くなりフルマラソンを行なうのには最悪のコンディションでした。 この大会で十数名のランナーが低体温症により救急搬送されたようです。
 右は今大会の大会案内です。240ページにわたり、大会日程、会場周辺図、駐車場案内、コース地図、大会記録、出場者などが記載されていましたが、約140ページが参加者一覧でした。

第32回いぶすき菜の花マラソン
3 コースの概要
 このマラソンも前回と同様にGARMIN社心拍計GPS「ForeAthlete910XTJ」で計測しました。データをダウンロードし、フリーソフト「Sport Tracks 3.1」で編集しました。
(1) コース
  コースは、全般的に起伏が激しい設定でした。距離42.8kmでしたので、思った以上に誤差が生じました。トラック・ポイントは、毎秒測位で記録されていたため12,000を超えていましたので、フリーソフト「カシミール3D」でトラック・ポイントを2秒間隔に間引いたデータをGPX形式でエクスポートし、 データをブログ・パーツ「ルート・ラボ」で表示しました。「再生」ボタンをクリックすると走行経路が表示されます。

(2) 標高差
   案内では高低差100mと紹介されていました。「Forerunner910XTJ」では、最高標高99.8m(9.5km地点)、最低標高-31.6m(40km地点)でした。
マラソン標高差
マラソン標高差
4 大会の様子
2013年01月12日(土)大会前日
鹿児島NO.1 鹿児島NO.2 鹿児島NO.3 鹿児島NO.4
大会前日午後2時半頃に指宿市総合体育館に到着しました。 体育館では事前受付が行われていました。 指宿市総合体育館の隣に陸上競技場がありました。天候は快晴でした。 菜の花はあらゆる箇所に置かれていました。景色を十分楽しめます。
2013年01月13日()大会当日
鹿児島NO.5 鹿児島NO.6 鹿児島NO.7 鹿児島NO.8
大会当日、指宿駅に到着したのは午前6時20分頃でした。多くの参加者がシャトルバスに乗るため並んでいました。 指宿市総合体育館が荷物置き場として開放されていましたが、参加者に比して狭いものでした。他にサンシティホールも開放されていましたが、同様でした。 ゴール地点のアーチです。朝方雨が降り出し、スタート時には本降りになりました。 午後1時29分頃の42km地点の様子です。時間の経過とともに雨脚が強く強風を伴いました。
5 記録証・参加賞
完走記録証 Tシャツ 完走賞
03時間27分46秒(GRS TIME)で完走しました。10km毎の計測はありませんでした。総合283位/19,747名、種目別順位30位/2,065名でした。記録に比して順位は思ったよりも良かったです。 参加賞はMIZUNO社製のTシャツでした。 ゴール後に完走タオルを貰いました。雨中ではタオルは有り難いのですが、使うのが惜しい気がしました。
6 ペース・心拍数
(1) ペース
  全般にコースは起伏が激しく、30km以降は05分00秒/kmを維持できなくなりました。両足痙攣の兆候のためペースダウンしました。
第32回いぶすき菜の花マラソン
地点時間区間時間ペース
5km0時間21分57秒21分47秒04分23秒/km
10km0時間44分35秒22分38秒04分32秒/km
15km1時間07分41秒23分06秒04分37秒/km
20km1時間29分45秒23分21秒04分25秒/km
25km1時間53分06秒23分21秒04分40秒/km
30km2時間18分55秒25分49秒05分10秒/km
35km2時間45分07秒26分12秒05分14秒/km
40km3時間14分26秒29分19秒05分52秒/km
42.195km3時間27分46秒13分20秒06分04秒/km
平均ペース04分55秒/km
青島太平洋マラソン2012(2012年12月09日開催)(参考)
地点時間区間時間ペース
5km0時間21分34秒21分34秒04分19秒/km
10km0時間43分53秒22分19秒04分28秒/km
15km1時間05分24秒21分41秒04分18秒/km
20km1時間27分06秒22分42秒04分20秒/km
25km1時間50分09秒23分03秒04分37秒/km
30km2時間13分46秒23分37秒04分43秒/km
35km2時間42分51秒29分05秒05分49秒/km
40km3時間11分12秒28分21秒05分40秒/km
42.195km3時間25分13秒14分01秒06分23秒/km
平均ペース04分52秒/km
(2) 心拍数
   今大会における心拍数は、最大心拍数187、平均心拍数168でした。降雨のため27km付近から誤作動がありました。
心拍数
7 最後に
 2013年の最初のフルマラソン大会である「第32回いぶすき菜の花マラソン」を無事に完走することができました。大会前日が快晴でしたが、当日は朝方から雨が降り出し、時間の経過とともに風、雨脚ともに強くなりました。 コース全般に起伏が激しく、横殴りの雨に何度も心が折れそうになりました。
 ランナーにとって参加者数に制限を設けないというのは有り難いと思う一方で、来年以降2万人を超える場合は、大会運営自体大幅な見直しが必要であると感じました。
 最悪のコンディションの中で25km程度までは1kmで5分以内を維持しましたが、起伏の多さに体力を消耗しました。前大会の青島太平洋マラソンでは左足が痙攣しましたが、今大会ではその兆候はありましたが、 痙攣には至りませんでした。足が痙攣すると後半のペース・ダウンの度合いにも影響します。昨年末2大会から満足する結果は残すことはできていません。スタミナ不足は毎回感じているところですが、 克服するためには練習と休養のバランスが重要であると思います。
(2013/01/18掲載)