1 全国47都道府県フルマラソンへの挑戦

 2013年04月21日()に長野県長野市で「第15回長野マラソン」が開催されました。この大会は、2013年(平成25年)になり7回目のフルマラソン大会で、 既に昨年参加したフルマラソンの回数を上回りました。この大会に完走したことにより「全国47都道府県フルマラソンへの参加」は「32都道府県」になりました。

※ 現在までの参加記録
参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
12010/02/07第15回紀州口熊野マラソン和歌山県03:43:1105分17秒/km 
22010/02/28東京マラソン2010東京都03:08:0204分27秒/km 
32010/03/28第29回佐倉朝日健康マラソン千葉県03:16:0404分39秒/km 
42010/04/10第5回戸田彩湖フルマラソン埼玉県03:17:2604分41秒/km 
52010/04/18第5回掛川新茶フルマラソン静岡県03:27:1004分55秒/km 
62010/05/16第10回柏崎潮風マラソン新潟県03:33:1605分03秒/km 
72010/08/292010北海道マラソン北海道04:56:5007分02秒/km 
82010/09/19第25回田沢湖マラソン秋田県03:44:0305分19秒/km 
92010/10/10筑後川マラソン2010福岡県03:48:0605分24秒/km 
102010/11/07下関海響マラソン2010山口県03:25:3504分55秒/km 
112010/11/23第20回福知山マラソン京都府03:21:5304分47秒/km 
122010/12/06第26回那覇マラソン沖縄県03:18:5704分43秒/km 
132011/05/15第8回とやま清流マラソン富山県04:12:1905分59秒/km 
142011/10/02第9回弘前白神アップルマラソン青森県03:13:0104分34秒/km 
152011/10/092011いわて北上マラソン岩手県03:14:4404分37秒/km 
162011/10/16第25回長井マラソン山形県03:51:2905分29秒/km 
172011/11/03第6回湘南国際マラソン神奈川県03:51:4705分30秒/km 
182011/11/132011いびがわマラソン岐阜県03:22:5904分49秒/km 
192011/11/23第24回大田原マラソン栃木県03:19:5704分44秒/km 
202011/12/11奈良マラソン2011奈良県03:19:4404分44秒/km 
212012/02/05第50回愛媛マラソン愛媛県03:09:4404分30秒/km 
222012/02/19第1回熊本城マラソン熊本県03:06:2904分25秒/kmPB:Personal Best
232012/03/11能登和倉万葉の里マラソン2012石川県03:11:2004分32秒/km 
242012/03/18鳥取マラソン2012鳥取県03:07:2504分27秒/km2nd Best
252012/11/04あいの土山マラソン2012滋賀県03:28:3204分57秒/km 
262012/12/09青島太平洋マラソン2012宮崎県03:25:1304分52秒/km 
272013/01/13第32回いぶすき菜の花マラソン鹿児島県03:27:2604分55秒/km 
282013/02/10第4回いわきサンシャインマラソン福島県03:18:1804分42秒/km 
292013/02/24高知龍馬マラソン2013高知県03:21:4304分47秒/km 
302013/03/24第1回古河はなももマラソン茨城県03:19:4804分43秒/km 
312013/04/07さが桜マラソン2013佐賀県03:12:4804分34秒/km 

参加回数開催日大会名開催地記録(GRS TIME)平均ペース備考
-2013/01/27第11回石垣島マラソン沖縄県03:13:2704分35秒/km 

※ 移動手段
移動は往路復路ともに飛行機(羽田空港)を利用しました。飛行機は那覇空港〜羽田空港までの所要時間は概ね2時間でした。長野県長野市まで新幹線を利用しましたが 羽田空港から2時間半程度です。  
那覇空港08:14発→羽田空港10:10着(ANA120)
羽田空港第2ビル駅10:29発→浜松町駅10:49着(東京モノレール)
浜松町駅10:54発→東京駅10:58着(JR線京浜東北線)
東京駅11:24発→長野駅12:51着(新幹線あさま519号)
所要時間04時間37分(運賃\23,400)移動距離1,827km
長野駅13:50発→東京駅15:32着(新幹線あさま528号)
東京駅15:38発→浜松町駅15:43着(JR山手線)
浜松町駅15:48発→羽田空港第1ビル駅16:05着(東京モノレール)
羽田空港18:10発→那覇空港20:33着(JAL925)
所要時間06時間43分(運賃\26,800)移動距離1,826km

2 長野マラソンの概要

 「長野マラソン」は、長野県長野市長野運動公園をスタートします。スタート後、長野オリンピック会場や市街地中心部を走り、長野オリンピックスタジアムをゴール とする42.195kmで日本陸上連盟公認コースです。
 「長野マラソン」は1998年に開かれた長野冬季オリンピックを記念して開催されました。国内外の一線級ランナーと市民ランナーが参加する大規模な大会です。今大会は、世界選手権(モスクワ)代表入りが 有力視される公務員ランナー川内優輝選手が招待選手として参加しました。
 コースは前半に上りがありますが、全般に起伏が少なくコンディションが良ければ、好記録が期待できるコースだと思います。
種目はフルマラソンだけです。フルマラソンの制限時間は5時間ですが、途中に5km毎に関門があり、制限時間内で通過する必要があります。フルマラソンの定員は10,000名でした。
 フルマラソンは午前8時30分にスタートしました。スタート時の天候は、雪が降り、気温0.4℃、湿度95%、東風2m/sでした。マラソン中は低気圧の影響により、雪、みぞれが降っており、 過去に経験したことがない最悪のコンディションでした。
 右は大会プログラムです。125ページ程度に、大会スケジュール、実施要項、会場案内図、コース図、参加者名簿などが記載されていました。

長野マラソン
3 コースの概要
 このマラソンも前回と同様にGARMIN社心拍計GPS「ForeAthlete910XTJ」で計測しました。データをダウンロードし、フリーソフト「Sport Tracks 3.1」で編集しました。
(1) コース
  コースは、全般的にフラットなコース設定でした。距離42.8kmでしたので、誤差は1%程度です。フリーソフト「カシミール3D」でトラック・ポイントを2秒間隔に間引いたデータをGPX形式でエクスポートし、 データをブログ・パーツ「ルート・ラボ」で表示しました。「再生」ボタンをクリックすると走行経路が表示されます。

(2) 標高差
   案内では最高標高383m、最低標高334m、高低差約49mと紹介されていました。「Forerunner910XTJ」の気圧高度計では、最高標高372m(36km地点)、最低標高327m(16km地点)でした。
マラソン標高差
4 大会の様子
2013年04月20日()大会前日
長野NO.1 長野NO.2 長野NO.3 長野NO.4
長野新幹線「あさま」です。東北新幹線と同様にE2系新幹線です。 JR長野駅に到着したのは、午後1時頃でした。 有料シャトルバスにより、受付場所である「ビックハット」まで移動しました。 ビックハット内は、参加者受付ゾーンと出展、出店ゾーンに分けられ、動線が明確になっていました。
長野NO.5 長野NO.6 長野NO.7 長野NO.8
参加者受付を済ませ、ナンバーカードと参加賞「Tシャツ」を受け取りました。 トークショーが行われました。 JR長野駅内です。「長野マラソン」の垂れ幕が掲示されていました。 今年の桜前線の北上は早く、長野市内でも散り始めていました。
2013年04月21日()大会当日
長野NO.9 長野NO.10 長野NO.11 長野NO.12
JR長野駅東口の様子です。昨日降り始めた雨は雪に変わりました。気温0℃で寒かったです。 信越本線で北長野駅に向かいました。 北長野駅から長野運動公園は徒歩で15分程度の場所にありました。午前6時50分頃に会場に到着しました。 Cブロックのスタート位置は、スタート地点よりも、約200m後方でした。
長野NO.13 長野NO.14 長野NO.15 長野NO.16
スタート位置周辺ですが、スタートアーチの設置は行なわていませんでした。 ウォーミング・アップ会場ですが、積雪になっていました。 ゴール地点の様子です。スタートして、約4時間が経過しています。 長野オリンピックスタジアム内にゴールが設定されていました。
5 記録証・参加賞
完走記録証 バスタオル Tシャツ
03時間15分50秒(GRS TIME)、03時間14分28秒(NET TIME)で完走しました。
総合順位は619位でしたが、日本陸連公認記録証が交付されるまで判りませんでした。
参加賞はバスタオルでした。 その他の参加賞は黒基調のTシャツでした。
6 ペース・心拍数
(1) ペース
  コース全般にフラットでした。スタート後、2kmまでは混雑し周辺のペースに合わせてランニングしました。特に最初の1kmは7分/km以上もかかりました。 40km以降は5分/km以内は維持できませんでした。
第15回長野マラソン
地点時間区間時間ペース
5km0時間25分36秒25分36秒05分07秒/km
10km0時間47分10秒21分34秒04分19秒/km
15km1時間08分55秒21分45秒04分21秒/km
20km1時間30分58秒22分03秒04分25秒/km
25km1時間53分17秒22分19秒04分28秒/km
30km2時間16分11秒22分54秒04分35秒/km
35km2時間39分42秒23分31秒04分42秒/km
40km3時間04分48秒25分06秒05分01秒/km
42.195km3時間15分50秒11分02秒05分02秒/km
平均ペース04分38秒/km
さが桜マラソン2013(2013年04月07日開催)(参考)
地点時間区間時間ペース
5km0時間22分11秒22分11秒04分26秒/km
10km0時間44分06秒21分55秒04分23秒/km
15km1時間06分02秒21分56秒04分23秒/km
20km1時間28分12秒22分10秒04分26秒/km
25km1時間50分51秒22分39秒04分32秒/km
30km2時間14分18秒23分27秒04分41秒/km
35km2時間38分13秒23分55秒04分47秒/km
40km3時間02分40秒24分27秒04分53秒/km
42.195km3時間12分48秒10分08秒04分37秒/km
平均ペース04分34秒/km
(2) 心拍数
   今大会における心拍数は、平均心拍数165、最大心拍数183でした。雪や雨のためか誤作動が多かったです。
心拍数
7 最後に
 
フルマラソン大会は、2013年(平成25年)になってから7回目でした。2年前に「第13回長野マラソン」にエントリーをしましたが、東日本大震災及び長野県北部地震などの影響により中止になりました。 「第15回長野マラソン」に参加できたこと及び完走できたことに安堵感があります。
 この大会は、招待選手及び日本陸上連盟登録者がA、Bブロックでしたので、Cブロックからのスタートでしたが、スタート後、周囲のランナーでペースに影響を受け、4km付近までは本来のペースでランニング することはできませんでした。日本陸上連盟登録者全員がA、Bブロックスタートでは、後方のブロックのランナーに影響があることから、日本陸上連盟登録者であっても、フルマラソンの記録を反映させブロック 決定すべきだと思います。今年になって参加したフルマラソンは、良い記録が残せていません。35km以降のペースダウンが課題であると思います。次大会は2013年05月19日に開催される「第10回とやま清流マラソン」です。
(2013/04/27掲載)